西暦2600年頃に大地震によって大地は割れ生命の大半は無に帰した

草木は枯れ、家畜は死に絶え、空は闇に覆われる

この事態に政府は何の手だても無く、戸惑い、民衆は混乱に見舞われる

町は無法地帯、平野は割れた大地が広がり、権力のあるものは自分のみ助かろうとその頃の最先端技術を駆使し空中に町を作りそこで生きた

しかし太陽の光を受けずに生きていく事などできるわけも無く次々と死んでいった

そしてもはや自分たちには破滅の道しかないともはや諦め命絶とうとするものが出てきた頃

神と精霊が降りた

空が割れ九つの光がさし、神と精霊が新たな大地を生成した

空から降り注いだ九つの光は、大地を分け、緑を与え、澄んだ空と海と大気を与えた

これを【再生の日】と称す

神は自らを【創世の神ディノーシア】と称し新世界を与えた後空へ溶けた

現在は神殿や教会などに現れ、悩める者達にお告げを下さっているのであって〜〜〜〜……

 

「新世界なのに再生の日って可笑しくね?」

「お兄ちゃんっ!」

 

教会に神父の子守唄のような長い聖書の言葉と共に小さく抑えた声が聞こえる

濃い茶髪の青年が金髪の少女に小声で話しかけた

青年の名は『コウ』この村に住む一人の村人

他の村人とは違い、とてもラフな服装だ

紺色の上着は右腕の方から袖がない

その腕には肩と肘の間に包帯が巻かれている

 

「どうしましたかなMs.ミーシア?」

 

コウの隣の…コウの妹『ミーシア』の声のほうがコウより大きかったようだ

 

「なっ…何でもありません!」

 

金のブロンドが左右へ揺れる

隣のコウに少々当たってるが気づいてないようだ

 

「すいません神父。俺が話しかけてしまって」

「おや?どのような話ですか?Mr.コウ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日の飯何かなって」

 

 

 

周りからこそこそと聞こえる